新大阪駅

東海道新幹線の駅の中で乗降車数が東京駅に次いで2位という大都会の駅であるのは言うまでもない。

新大阪駅を利用された方は非常に多いはずである。
しかし、この新大阪駅で降り、駅の外に出るという人はそんなに多くはないだろう。
まして、駅の東口に行った人はそんなに多くはないはずだ。

東口に降りたって出入口を見てみると、これが東海道新幹線第2位の駅なのかと感じてしまう光景に出会う。

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駅前は閑散とし、平日の昼間だったが、歩いている人もほとんどいないくらいだ。
駅名版もなんだか投げやりな気がするし、街灯の柱も錆び付いている。
駅の改札を出て、この東口までくる通路、さらに出入口の階段も新幹線の駅とは感じられないもので、必見ものである。

駅前には地下道があるが、これもまた基幹駅前の地下道とは思えない殺風景ぶりである。

 

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たいして長くはない地下道なのだが、夜などは階段を下って行くのが少々怖いかもしれない。

地下道を過ぎ、東淀川駅方面へ向かっていく。
相変わらず人影がほとんどない中、歩いていくと道に沿って作られた長い車庫があった。

駅前にある広大な駐車場なのに使われていそうな気配がない。
中には、何も無かったり、ゴミの山だったり、廃車が置かれていたり、という感じである。
これがまた殺風景を加速させている。

 

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この道をまっすぐ進めば東淀川駅である。

大阪に行った際、新幹線に乗るまでに時間がある場合、この辺りを散策してみるのもいいのではないでしょうか。